洗濯物を溜める妻 着る服が無い夫
仕事を5時に終えて、急いで電車に飛び乗る
職場から保育園までは電車で片道30分
駅で電車を降りると、足早に保育園へ向かう
保育園に着くと、私を見つけた息子が走り寄ってくる。
「おかえりー!」
荷物を持ち、保育園から家へ向かう帰り道
一緒に歩きながら
「今日は保育園で何して遊んだの?」
と私が聞く。息子は
「お庭で川を作ったんだよ。それからお団子も作った!」
息子は嬉しそうに、泥遊びの話をしてくれた。
(今日は泥だらけの服があるんだ・・・)
また泥が落ちない服が増えるんだな
そう思いながら、家に着く。
家に着くと、急いで夕飯の準備に取り掛かる。
息子はもうお腹が空いていて、夕飯が出来上がるまで待てないため
軽くパンをつまみながらテレビを見ている。
夕飯が出来上がると、一緒にご飯を済ませる。
食べ終わると風呂へ入る準備。
あ!保育園から持ち帰った洗濯物を出さないと!
そう思い息子の持ち帰った服を取り出すと、案の定泥だらけ
(これ、洗濯機だけじゃ、また汚れがおちないんだろうな・・・)
そう思いながら、洗濯機を回す、
風呂を出て息子を寝かしつけながらウトウト
深夜夫の帰宅ではっと起きて、夫に夕飯を出す。
夕飯を終えた夫は風呂へ入る準備をする、すると
「タオル!シャツ!パンツ!」
夫は空っぽの引き出しを見て怒鳴っている。
私は、急いで干してある洗濯物の中から必要な物を取り
さっき回した洗濯機の中から、足りない物を取り出すと
夫が風呂から出るまでに急いでドライヤーで乾かす。
そういえば、明日の靴下も用意できてなかった。
夫が風呂から出たら、浴室乾燥機かけて干しておかないと。
と思っていたのに、疲れて息子の横に寝ころび
寝落ち
翌朝、急いでドライヤーで乾かして夫に渡す。
今でこそ洗濯好きになった私ですが
ちょっと前までは、それはそれはひどいものでした。
洗面所はいつでも洗濯物の山
夫からは
「タオル、シャツ、パンツ、靴下、それぐらいは用意しておいて!」
と、よく怒鳴られていました。
世の兼業ママさん方は、ちゃんと出来ているのに私はいつもこんな調子
「やらなきゃいけない!」ということはわかっています。
でも、何だかんだ自分に理由をつけて洗濯を後回しにしてきました。
洗濯物を溜めこむ上
「部屋干しは嫌」と言って雨の日は洗濯をしない。
子供の相手していて洗濯ができなかった。
私だって働いているんだから。
他に用事があったから、などなど・・・。
休日に大量に洗濯をしては、コインランドリーの乾燥機で乾かせれば良い方
洗濯機に入ったまま干さずに放置することもしばしば
そんな洗濯物はにおうし、黒ずんてくる。
結局、干さずに放置した洗濯物をまた洗濯する羽目に。
そんな訳で
洗濯物がうず高く積まれた洗面所を目にすれば
自分も夫もストレスが溜まり、夫婦仲は最悪。
言い争う父と母を子供が見れば、子供への影響が良いはずなどありません。
そんな私に転機が訪れたのが、次男の妊娠で産休に入った頃
家にいる時間が増え、とにかく洗濯物を少しづつ片づけ始めました。
それと同時に、石鹸洗濯の知識をつけたことから
部屋干しの臭いの悩みがなくなりました。
洗濯機だけで洗濯をしていたことから溜めがちだった洗濯物も
手洗いを導入することで、こまめに洗濯をするようになりました。
汚れがとれないで諦めていた夫の服を綺麗に洗う事ができ
夫に感謝されました。
今一番好きな家事はダントツで洗濯です。
これからもまだまだ洗濯の効率化を考えながら洗濯上手を目指して奮闘していきます。
過去の洗濯下手に関する記事です→洗濯下手の歴史